おはようございます、モンユウです。
今日の紋別(流氷)
残念ですね~!!
ここ数日の暖気で流氷は・・・水平線ぎりぎりまで・・・かすかに見えてはいるのですが、遠いです。
オジロわしがいましたね!
右のオジロわしの更に右にいるのはキタキツネのようですね!餌をシェアしているのかな?
ランクC.こんな時どうする!NO.56『2.14の新聞記事より・・!』
2.14道新一面に秋鮭の回帰率を増やすための方策が載っていたので、抜粋して自分なりの検証をしてみようと思います。
(抜粋記事)
秋鮭の回帰率[放流数に対する親魚の来遊数の割合)の低迷を受け、水産庁は新年度、ふ化場での飼育密度を減らしてより生命力の強い稚魚を育て、回帰率を調べる初の実証実験に取り組む。近年の海水温の変化などで放流後の稚魚が生き残りにくくなっている可能性があるため。実験で回帰率が上向けば実際のふ化放流事業でも低密度での飼育を実施団体に推奨する方針だ。
です。
さて、どうでしょうか?
確かにこの実証実験で回帰率が上がってきている所もあると言う事なんですが、
それはどこの海区の事なんでしょうか、それについては明記していませんでした。
温暖化・・・水温の上昇・・・これについてはまさに正しいと思います。
しかし、ふ化場での飼育数を低密度にして生命力の強い稚魚を育てると言う事でしたが果たしてそれで効果が確実に上がるのでしょうか。
これについては多少疑問をもっています。
温暖化・海水温の上昇は海の中の生態系に多大の変化が生じました。
釣りをしている一個人としての見解なんですが、今まで釣れていたものが全くいなくなったり、今まで殆んどいなかった魚が釣れてきたりしているのも事実です。
オホーツク海でのブリについては確実に海水温の上昇が原因である事は言えます。
ただそれだけであればブリが釣れてよかったな!!で済む訳ですが・・・・
ブリが増えるとどうなるか・・・丁度鮭、マスの稚魚を放流する時期にブリがオホーツク海に廻ってきます。当然のことブリはそれを餌にするはずです。
いくら生命力の強い稚魚を放流してもこのブリにかかったら、関係なく捕食されてしまいます。
ブリが増えている事を勘案したうえで稚魚数を決める事も必要かもしれません。
ブリの他、最近の傾向として数年前のカンカイの異常発生!!カンカイは雑食性なのでなんでも捕食します、鮭鱒の稚魚であろうとお構いなしです!!
去年はホッケが随分釣れましたこれとて鮭鱒稚魚の天敵になり得ますね!!
そう言えばあまり紋別近辺にはいない サバなんかはどう猛ですから鮭鱒稚魚は格好の餌になるでしょう。
こんな事も!!~
以前海で獲れたサクラマスを貰って腹を割いたところ、胃袋からなんと鮭鱒の稚魚がパンパンに入っていた事があります。やはりこれも放流した鮭マス稚魚の天敵と言う事になる訳です。
そんな訳ですから単純にふ化場での稚魚数を減らして・・・と考えるだけでは必ずしも成功するとは言えないような気がします。
勝手な推察です。
以上でした。