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臆病で警戒心が強い? カラフトマスを釣るには習性を知ることが重要です

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釣塾講師のモンユウです。今日はカラフトマスの習性についてご説明します。

 

カラフトマスの習性を知る

カラフトマスは、大きな個体で体長が60㎝程度となり、鮭に次ぐ大きさの魚です。一見似ているように見える両者ですが、カラフトマスと鮭では性格が少し違います。

それは、「鮭と比べて、カラフトマスは落ち着きが無いように感じる…」ということです。なぜなのでしょうか? それは、カラフトマスの大きさは鮭と比較して少し小さいことに関係があるのではないかと考えられます。

カラフトマスの稚魚は、生まれながらにして鮭の餌になる者もいます。この事は、釣り上げた鮭の腹の中にカラフトマスの稚魚が入っていることがあることからもわかります。さらに、サクラマスの腹の中にも、カラフトマスや鮭の稚魚がパンパンに入っていることあります。

このように、カラフトマスの稚魚は生まれながら自分より大きな敵に狙われている訳ですから、釣れた際やタモ入れする際に、鮭と比較して随分と暴れることも理解できます。一種の防衛本能から抵抗が激しくなるのかもしれませんね。

 

警戒心の強いカラフトマス

「カラフトマスを7月に釣るこれほど難しい釣りは無いでしょう。ただし、まだ群れをなしておらず、多くても5~6匹で回遊している遡上前の状態の時です。

この警戒心が強い状態のカラフトマスを釣るにはコツがあります。

まず大事なことは、忍者のように出来るだけカラフトマスに存在を気取られないようにすることです。人影すらも海面に映らぬように防波堤の中央に寄り、身を伏せた(屈んだ)状態を維持し、回遊するカラフトマスの群れからできるだけ離れたところに投入し、脅かさないように釣ると言う事に徹しなければなりません。

7月の早い時期のカラフトマスは、俗に「青マス」と言われる物が多く、読んで字の如く、背が本当に青色をしています。この「青マス」非常に人影に敏感で、群れが来たからといって少しでも動いてしまうと、カラフトマスはそれを敏感に察知します。回遊コースを変えてしまうか、深く潜って見えなくなってしまいます。

これはただ単純にチャンスを逃したと言う事ではありません。人為的ミス、自分の不注意によりチャンスを逃したと認識すべきです。

これが7月のまだカラフトマスの少ない時期の釣法となりますが、これが一たび50~100本の群れをなすようになる頃には、カラフトマスの習性が全く変わってしまったと思うぐらいの変化を見せます。

 

群れを作る時期のカラフトマス

この頃になると、人間の姿(影)が見えても殆ど逃げることはありません。それどころか餌に向かって数匹で追い掛けてきて、喰いつく事さえあります。

時々見かけることがあるのですが、100匹を超える群れが沖の方にいる時があります。この群れを散らすことなく如何に釣り上げるか…これにはテクニックが必要です。

通常であれば、カラフトマスが喰いついたらカラフトマスにテンションをかけてリーリングする事が普通だと思います…しかし、それでは大群に対して限られた数しか釣り上げることしかできません。

カラフトマスがかかった正にその瞬間…この時どうするかと言うと、直ぐにリールは巻きません。ただ糸ふけのみをとっておき、カラフトマスの動きに合わせてそのままの状態にしておきます。すると、なんとそのカラフトマスは一匹で群れから自然に出て行くのです。

しかし、この釣り方をするには注意が必要です。それは、カラフトマスの群れの存在を確認しつつも、群れが移動しているのかどうかを見ておかなくては次の釣りができなくなるということです。

また例え一人でカラフトマスの群れを見つけて順調に釣り上げることができたとしても、大抵の場合はそれを見ていた他の釣人が近づいてくるでしょう。早く満足して後は他の釣り人に任せるそんな余裕があれば最高ですね。

うまくいけば、こんなにたくさんのカラフトマスを釣り上げることだってできるのです。

 

ウキフカセで釣る

カラフトマスは、鮭に比べると浅く水面から1m~2mの層を泳ぎます。そのため、ウキフカセ釣りのタナは120㎝~180㎝にあわせます。これも鮭に比べると浅いですね。

カラフトマスは、鮭と違い昆布などの海藻の中を泳ぐことがあります。これは、海藻の中に身を隠している状態です。

その際、カラフトマスの泳ぐ深さは2m以上あり、フカセの針が海底の昆布に引っかかる寸前の所を泳いでいる事があります。このような状態の時は、余程慣れていなければカラフトマスの群れを見つけることは不可能に近いでしょう「色・雰囲気・勘…」つまり経験値が左右します

さらに、カラフトマスをウキフカセで釣る時は、鮭釣りとは合わせのタイミングが少し違い、鮭より少し早く合わせます。なぜならカラフトマスは餌を咥えても放すのが早いためです。これは、カラフトマスは餌を飲み込むことが殆ど無いことに対し、鮭は餌が胃袋まで達していることからも分かります。

 

まとめ

このように、カラフトマスは鮭と比べて臆病で落ち着きが少し足りなく、さらには短気だということがわかります。これに対応するには、釣る人間側もそれに合わせた対応が必要になります。

図鑑には載っていないカラフトマスの習性について説明しました。カラフトマスを釣る際の参考にしてみてください。

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