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鮭を釣り上げるにはテクニックを磨くべし。 初心者のための鮭釣り講座

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釣塾講師のモンユウです。今日の講義テーマは「初心者のための鮭釣り」です。

鮭釣りは、そのダイナミックさから熱狂的なファンがいる反面、初心者には簡単には釣ることができない少々ハードルの高い釣りです。

今日は少しでも上達の助けになるよう、「場所の決め方」「テクニック」「タモ入れ」を中心に解説していきたいと思います。

 

 

釣り場の偵察が大事

通常、中級者以上の釣り人であれば、目的の釣り場に到着したら迅速に用意をして周辺を見回し、空きスペースに釣座を置いて釣りを開始できると思います。しかし、鮭釣り初心者の方の場合は、そう簡単にいかないのではないかと思います。

鮭釣りに来たのだから、「すぐにでも鮭釣りを開始をしたいです!」と言う気持ちは分かりますが、まずは少し落ち着いて釣り場全体を見て回ってください。経験則ですが、釣り場全体をよく見て回ることで「どこで釣れるのか」「どれくらい釣れるのか」などのことが、ある程度分かってきます。

また今日だけでなく翌日以降も「楽しく、気持ちよく釣りができるか」ということを考えなくてはいけません。なんとなくでも結構ですので、その釣り場所の釣り人が「地元の釣り人か?」「地方からの釣り人か?」「釣り慣れている釣り人か?」「釣り初心者が多そうか?」など、可能な限り感じ取ってみてください。

もし今後もその場所で釣るとなると、次回以降もそこにいた釣り人と一緒に釣りをすることになる可能性が高いです。特に鮭釣りにおける単独釣行では、鮭がヒットすると周りの釣り人にタモ入れしてもらうケースが多いです。またもちろんその逆の場合もあります。

「まわりの釣り人と楽しく助け合って釣りができること」

釣りにおいてはこれが最優先事項になります。必要以上に難しく考えて構える必要はありませんが、単独釣行の際はお互いに助け合える釣り人が隣にいるかどうかは重要なポイントであることを忘れてはいけません。

また単独釣行、特に初めての釣行では、なるべく釣り人の集団からは「近寄リ過ぎず離れ過ぎず目の届く範囲」で釣りをするようにしましょう。毎年のように釣り人が海中に転落して亡くなるといった悲惨な事故がニュースになります。先ほど「周りの釣り人と楽しく助け合って釣りができること」が最優先事項だと前述したばかりですが、「釣りに熱中し過ぎず安全第一を心がけること」こそが最優先だと、ここで訂正させていただきます。

 

 

鮭釣りのテクニックを磨く

特に鮭釣りを初めて間もない場合は、釣れない原因は「道具が悪い! もっと高い道具さえあれば…」「仕掛けが良くない…もっと釣れる仕掛けが必要なのかも」「この餌だと鮭は喰いつかないのかもしれない」など、モノのせいにしがちです。確かにそういったケースもありますが、それよりもまずは「自分にテクニックがないこと」を自覚するところから始めなくてはいけません。

少々厳しい指摘ではありますが、「鮭釣り」は初心者が一朝一夕で簡単にできるほど簡単なものではないということを理解していただきたいと思います。さらに言うと、「簡単ではないからこそ人生をかけて熱中することができる」ということなのです。例えるなら「山登り」などに通ずる部分もあるのかもしれませんね。大の大人が時間とお金を費やしてまで興じることができるということは、苦労を乗り越えていくというプロセスがそこにあるからなのです。

かく言う私も初心者の時はシーズンを通して5匹も釣り上げることができず、周りでは釣れていても自分だけは釣れないという状態が続いていました。今でこそ釣り方にある程度の自信を持って釣りをしていますが、その当時は自分の釣り方が悪いとは想像すらしておらず、仕掛けを変えたり餌を変えたりと見当違いの試行錯誤を繰り返していたのです。

最初は誰しもそうであると思いますが、釣れない理由の大部分はやはりテクニックにあると言って間違いありません。では、釣るための重要なポイントを解説していきます。

 

ウキフカセ釣りの場合

「鮭が喰いつき、合わせを入れるタイミング」

…これが非常に重要なテクニックです。これが上達しないうちは、なかなか鮭を釣ることができないかもしれません。

さらに言うと、そのタイミングを考えるにあたっても「鮭の前アタリが分かったか?」ということも重要になってきます。これが分かるようになるまでそれ相応の時間と経験を要しますが、鮭釣りの上達のためには必須といってもいいスキルです。

独学でこれを習得するのはなかなか大変なことですが、習得までの一番の早道をお教えします。

その釣り場でよく釣れている人の近くで、「ウキを合わせるタイミングが自分と比べてどう違うか」観察してみてください。自分が釣りをしているつもりになってイメージしていると、タイミングの違いが感じられるはずです。また安全のため自分は竿を出さず、少し離れて見るようにしてください。

 

ルアー釣りの場合

「鮭の前アタリに対しては直ぐに合わせをせず、鮭の重さを感じるまでは巻き続ける」

鮭釣りにおけるルアー釣りの場合は、比較的ルアーをゆっくりとリーリング(巻き上げ)します。(ただし、ウキを使用せずルアー単体で釣りをする場合は、あまりゆっくり過ぎると海底に引っかかることがあるので、釣り場の状況によって工夫してください)

鮭は動いている物に喰いつく習性があるので、じっくりとこのリーリングを継続していきます。

鮭の前アタリがある時にはまだ絶対に合わせてはいけません。鮭の重さを感じるまではじっくりと巻き続け、重さが感じられた時に初めて合わせを行います。これがウキルアー釣りの秘伝…とは言えませんが最善の方法です。

 

 

 

タモ入れする時の注意

さて、上記のテクニックを磨いた結果、無事に鮭が釣れました。しかしこれで終わりではありません。岸壁での釣りの場合、タモ入れをして無事に引き上げて、初めて完了となります。

しかし、この時に誰がタモ入れしてくれるのでしょう? 自分でしょうか、それとも周りの釣り人の誰かでしょうか。タモ入れは鮭釣りの集大成です。これにも当然テクニックがありますので、タモ入れに失敗して鮭をバラすなんてことがないよう、しっかりと上達しておきましょう。

 

補助者(周りの釣り人)にタモ入れをしてもらう時

タモ入れのタイミングを正しく行うには、釣った本人が周りに「タモ入れOKサイン」を出すことが重要です。それは、鮭が岸壁に寄ってきたとしても、まだ元気がいい状態ではタモ入れは困難だからです。

タモ入れのタイミングが一番よくわかるのは釣った本人です。竿や釣り糸のテンションの掛かり具合で分かるからです。元気がいいうちはまだまだテンションが強めにかかっていますが、鮭の体力が弱ってくるとそれに比例するように掛かるテンションが弱くなります。そのため、タイミングの良い時に「タモ入れいくよ~~!!」と周りに伝えるとスムーズにタモ入れをすることができます。

さらに「タモの中に鮭を入れるのは釣った本人」であるということもポイントです。

補助者がタモ入れをしてくれる時は、タモを海中に半入れ状態にしておくだけです。鮭の顔が水面に出てくるようになった時に、釣った本人が竿を煽るように鮭をタモに誘導し、一気にタモの中に鮭を入れるのです。決して補助者が鮭をすくってタモに入れるわけではことを忘れないようにしてください。

 

自分一人でタモ入れする時

補助者がタモ入れをする際と途中までは同じ流れになります。

鮭が元気のいいうちはタモ入れはできませんので、最初からタモを持つ必要はありません。竿に掛かるテンションが弱まり、鮭の顔が水面から出るようになってからがタモを持つタイミングです。

タモを海中に半入れ状態にし、タモの柄を腕と脇で強く挟んでタイミングを図ります。うまく鮭を誘導し、一気にタモの中に鮭を入れてタモ入れは完了です。この時、少しタモの柄は長めにしておくのが、失敗が少なくなるポイントです。

 

 

最後に

「場所の決め方」「テクニック」「タモ入れ」と説明してきましたが、これが上達すれば鮭をうまく釣ることができるようになってくると思います。

しかし、ここまできても鮭釣りはまだ終わりではありません。さらにこの後には、鮭の血抜きなどすべき処理が待っているのです。

防波堤を鮭の血で汚した場合は可能な限り洗い流しておきましょう。そのためにもバケツとブラシは持参するようにしてください。

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-鮭(アキアジ)

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