こんにちは、モンユウです。
今日の紋別(流氷関係)
今日は気温が2度まで(・・・プラスですよ!!)上がる予報です。
その分流氷は全く見えません。
海岸の波は全くありません、まるで湖のようです。
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ランクB.こんな時どうする!NO.59『帰港漁船の写真で分かる事!』
朝釣りに行く時には丁度、カラフトマスや鮭の定置網の船が出かける時間帯なんです。
ただなんとなく其の船を見ている訳では無く、その船(網)の水揚がどの程度なのかを判断しています。
何を意味するのかと言いますと海岸線まで寄って来たカラフトマスや鮭がどの程度網に入ったかが釣り人にとっては釣果に関係してくるのです。
カラフトマスの網は比較的岸寄りに定置網を設置しているのでそのカラフトマスの定置網おこしの様子が見えます。どの程度とれているのかが分かる訳です。
時々其の漁師さんに遠くから『釣れてるか?』なんて聞かれる時があり『今日は**本位入った!!』なんて会話をする事もあります。
其の本数によっては、急にカラフトマスが岸寄りしてくる時もあります。
それがいつかは分かりませんが、今日年も数回そんな時がありました。
この様な状態での網おこし・・・当然網を何回入れているのかを事らでも数えています。海岸からでもどの程度網に入ったかを見る事が出来ます。
カラフトマスの網おこしは袋網に入ったカラフトマスをタモで掬いあげるのでハッキリと確認する事が出来ます。
この下の写真は鮭の定置網の船です。
鮭の定置網には・・大凡次の3箇所となっています。
・陸網
・中定置
・沖定置(だいぼう網)
さてこの網おこしでどの位置の網おこしに時間が掛かっているかによってどの場所での鮭の回遊が多いのかを判断する事が出来ます。
当然鮭は沖のだいぼう網に多く入ります、一旦岸寄りしたとしても最終的に沖合(3km)に仕掛けている網に鮭は入り込みます。
網おこしをして帰港する時の船の沈みの状態で今日の漁獲量は?
見当がつきます!!
それらの一連の事から考えて今日の釣果は?・・・を推測します。
この船の漁獲量は比較的に多いと思います。
船首が海面につきささる状態で船央が海面ぎりぎりになるか沈みこむ時もあります。
それに帰港する際に漁船員が全て船尾に集まっている時は漁獲量が多いと考えられます。
ただなんとなく、漁船が帰港したという事実を見るのではなく漁船の帰港が釣果のどのような結果を導き出すかを推測する事も面白いですね。
以上でした。