おはようございます、モンユウです。
今日の紋別(含 流氷関係)
今日は気温はそれほど低くはありません、『どうしてか?』・・・・・
それは窓に、水滴が付いているか?・・・窓に氷が張っているか?・・・何も変化は無いか?の3段階で考えます。
今日は 水滴すらついていませんでした。
さて今日の流氷は少し岸寄りして一部接岸状態の所もありました。
ランクB.こんな時どうする!NO.49『カラフトマスと鮭のちょっとした違い!!』
- 特定の場所でしか見る事の出来ないカラフトマスの環状回遊・・
この条件を満たす岩礁地帯とか防波堤は限られていてどこでもこの環状回遊をする訳ではありません。
単純に岩場が有ればこの様な回遊をするのかと言いますとそうでもなく、海底の海藻(昆布など)の形状に関係しているものと思われます。
下の図で茶色の部分が岩場と昆布がついている状態とします。この岩場の廻りをカラフトマスが時計周りに回遊します。俗に台風が台風の目を中心として時計周りに廻っている状態と全く同じ現象です。カラフトマスは決してこの中心の目を横切る事はありません、すべてのカラフトマスが隊列を組んで回遊します。
こんな中で釣をしてもそれほど釣れる事はありません、餌を落し入れると其の餌を中心としてぐるぐる回る事さえあります。これについては全く分からないとしか言えません。
其の餌が邪魔になると少し移動して又違う昆布の廻りを回ります・・・・。
しかしこれもどこでもここでもと言う訳では無く気に喰わなければ又すぐに元の所に戻ってきます。下の図での右側の大きな昆布の塊では円を描く行動をとりません。
ある程度の昆布の大きさが影響しているのかもしれません。
- カラフトマス回遊コース・・
下の図で言いますとカラフトマスの回遊コースは下の矢印のコースです。カラフトマスは鮭に比べると、鮭よりも神経質なのかどうかは分かりませんが少しでも海藻類の多いところの淵を泳ぐ習性があるようです。ですからこれを釣る時には海藻ぎりぎりで釣るのがベストです(海藻に絡む事が多いので注意です。)。
ですが、特にこの図ならば釣れるのは海藻と海藻の間で多少深くなっているところが釣り易く良いと思います。
- さて上の図の黒線のコースは鮭の回遊コースです。どこがカラフトマスと違うのかと言いますと鮭は海藻や岩礁ぎりぎりでは無く少し離れた所を回遊します。
海藻に左右される事は殆んど無く回遊します。
鮭はカラフトマスと違って環状回遊をする事はありません。(理由は分からず)
同じ鮭科の仲間であってもこの様に違った行動をとる訳で、これらを考えながら釣をすると釣果に差が出てくると思うのですが!!(釣人がどれだけいるかと言う事も関係してきますが、釣り人が少ない時等は有効な釣法をとる事が出来ます。)
以上でした。