紋別近郊の釣り開始は~?
紋別はオホーツク海のほぼ真ん中にある漁港です。今年は2~3月にはオホーツク海一面に流氷が押し寄せてきました。今年の流氷はここ数年にない位の規模でした。
流氷につきまして、私は間違った認識を持っていました。と言うのは・・・
流氷と言うのは遥か遠くのロシアのアムール川から氷の塊が流れてくるものとばかり思っていました。
しかし、そうではありませんでした。
確かにアムール川は関係がある事は確かです、アムール川から流れ出る真水がオホーツク海に入り込んでそれが海水と混じり合っての汽水域において真水部分が凍ったものが流氷と言う事でした。確かにアムール川からの氷の塊も多少はあるかもしれませんが、オホーツク海を埋めつくす流氷はそんなものじゃありませんからね!!
次は流氷の動画です。(最盛期のものです)
さてこれらの流氷がどのような働きをしているのか?
これについては確かな事が言えます、流氷は計り知れないプランクトンなどを運んでくるのです。当然このプランクトンを餌にする魚類が集まる事は必然の事です。
ですから流氷の規模が大きいほどその年の漁獲量が大きいのです。
オホーツク海に面した地域の住民は流氷が来ると寒くて、寒くて…と一応に言いますが、流氷が多い時ほど内心ホッとしていると思います。
と言う事で、ここ紋別近辺での釣り開始について考えます。
オホーツク海における紋別の流氷は大体3月中には姿を消します。
しかしそれだからと言って、すぐに釣りはできるのですが・・・魚が全くいないのです。
まだ沿岸近くでの水温は低過ぎて魚は殆んど水深50m以上のところで待機しているのでしょう。
沖合いで操業する漁船ではある程度の漁獲葉ありますがまだまだ本格的な物ではありません。
沖合いではニシンやほっけなどが網に入り始めます。
そんな訳で紋別港内では
最初に釣れ始めるのは、・・・早くて4月中旬~下旬にチカが釣れ始めます。
其の後は5月に入るとニシンやカレイ、こまい等が釣れるようになります。
沖合いの船でのカレイ釣り
最近はカレイ類が港内であまり釣れなくなりましたが紋別の遊漁船での乗り合い釣りで5月初旬からカレイの入れ食い状態が始まります。一度の釣りでクーラーに入りきらないだけのカレイが釣れます(おおよそ100~200枚)
去年を振り返って
次の写真は紋別近隣の漁港における投げ釣りのカレイ釣りです。
紋別近辺の真ガレイ類は釣れる期間が至って短期間です、ですからその時期を外すと全く釣れません。
こまめに釣場に通う事によって釣れ始めを確認する事です。
毎年決まってはいませんが大凡5月の?
私が通っていた釣場は少し狭く釣り人はあまり入り込む事はできません。釣場が空いていたら釣をさせてもらうと言った状況ですね!
当たると大きいですよ!!